20年の時を経て

20年の時を経て…

描いた思いをすぐに実現できる場合もあると思いますが、
この写真は長い時間を経て、ようやく撮る事ができました。

今から20年前の1995年2月、初めて中国を旅した時のこと、
北京の書店で購入した1冊の鉄道地図帳がその切っ掛けでした。

広大な中国の、膨大な路線網を知るために、
↓中国鉄路交通地図集と表紙に書かれた本を購入しました。

2015_10_18_02.jpg

鉄道地図帳ですからその内容は言うまでもなく、
鉄道路線のみ描かれており、地形などは簡略された内容の地図でした。

「路線図」という目的とは別に、地図の合間に挿入されたカット写真に引きつけられました。
↓万里の長城の下を走る列車を捉えた写真からは「こんな場所があるのか」と衝撃を受けました。

2015_10_18_03.jpg

↑冬場に撮影されたのでしょうか、
荒涼とした様子が、冬の広大な中国の風景をイメージさせてくれました。

この写真を見たとき「いつかこんな場所で、中国の列車を撮りたいな…」
と、漠然と思ったのを覚えています。

あれから20年という時間が経過していました。
ある日、ネット上で最近撮影されたこの場所の写真を見つけました。
「あぁ、まだこの場所で撮影できるんだ」と知り、訪ねたいという思いが、
にわかに盛り上がってきたのです。

そして今年2015年5月、その思いを叶えることができました。

2015_10_18_01.jpg

↑Google Earthなどで調べていましたが、案の定山腹に道はなく、途中から藪漕ぎとなりました。
苦労しながら現地にたどり着くと、山肌は新緑に包まれていました。
20年の歳月を経て、この場所に立つことができた感動を静かに噛みしめていました。

2015_10_18_06.jpg

↑同じページの下には、大秦線の有名な高架橋をゆく列車の写真もありましたが、
こちらは記憶から抜け落ちていました。
写真が小さくてわかりずらいと思いますが、高架橋の左手奥に走り去る列車は客車を連ねた旅客列車。
現在、大秦線は貨物専用ですが、当時は旅客列車も運行されていたようです。

2015_10_18_05.jpg

↑やはり同じ場所で撮影していました。
この貨物列車、両数を数えたら210両あり、電気機関車2両の中間補機が入っていました。

歳月を感じたり、雄大さに圧倒されたり…
この5月の中国撮影行では、さまざまな感慨深い体験をしてきました。
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