ポルトガル一人旅(10)

9月3日の続きです。

↓ファロ(Faro)を出て間もなく朝日が顔を出してきました。
 天気の良い1日になりそうです。

20111006b.jpg

↓もう一度地図を掲示します。

20111005map.jpg

僕が乗った列車はTunes止まりのはずですが、
検札にきた車掌が僕の差し出したFuncheiraまでの切符を見て、
「このまま乗っているようにと」言って立ち去りました。

ところが、それから数十分過ぎて、いよいよ列車がTunesに到着すると、
今度は「乗り換えろ」というのです。
さっきは乗っていろと言ったのにオカシイな…と思いました。

しかし↓時刻表の表記では確かに乗り換えるような感じです。

20111005h.jpg

オカシイと思ったら、もう一度切符を見せて確認するべきだった、、
と、後で後悔することになるとは…。

20111005a.jpg

↑Tunesに到着したFaroからのR5900列車。ここで接続するR3700列車を待つ為に下車、
呑気に写真など撮っている場合ではなかったと、後で気がつかされ…

間もなく、ホームに折り返し運転の気動車が入線してきました。
その列車が南線を上るSetubal行きR3700列車と疑うことなく乗り込みました。
先ほどの車掌も同じ列車に乗り込んだので、安心感もありました。

ところが、折り返し列車がホームに到着した途端、さっきまで乗ってきたFaroからの列車が、
エグゾーストを上げてホームを離れてゆきます。この列車はTunesが終点のはずなのに、
車内には乗客が乗ったままです。
この時、走り去る列車を見送りながら、なんだか少し悪い予感がしました。

少しして、自分の乗った折り返し列車も慌ただしく発車。
列車は本線に入るはずが、左に大きくカーブして本線から離れてゆきました。
「あっ、しまった!」と、すぐに気がつきました。
列車は昨日も乗車したLagosへの線路へ入っていました。後の祭りです。

今度はLagos方面の時刻表の画像↓を開くと、何と同じR5900がLagos行きと表記。

20111006_tt.jpg

訳が分からなくなったところへ先ほどの車掌さん登場。
切符を見せると、「やっちまった~」というジャスチャー交じりの表情です。

車両運用の都合で変更になったのか?これが日常なのか?
理由は分かりませんが、車掌さんも混乱していたようです。

もう一つ考えられる理由は、
外国人が普通列車でリスボン方面へ行くのは珍しかったのかも知れません。
南線は幹線で優等列車が走っていて、各駅停車を利用するのは地元住民以外は珍しいと思われます。
一方のLagosはリゾート地で外国人のツーリストも多く訪れ、こちらは各駅停車のみの路線。

車掌さんも僕が持っていた切符の行き先を忘れ、自然にLagosへの乗り換えを案内してしまった、、
という訳です。

しかし、ここで状況を素早く把握した車掌さんが、すぐに携帯電話で連絡をとってくれました。
この先の駅で対向から来る列車に乗り換え、Tunesへ着くと、
Funcheira方面へ行く優等列車に乗り換えることができるというのです。

修正を余儀なくされた日程(1)
Tunes7:59→(R5900)→8:18Silvas9:07→(R5905)→9:28Tunes9:47→(IC670)→10:59Funcheira

車掌さんは僕の切符にボールペンであれこれと書き込んでくれ、
これをIC670の車掌に見せろ、IC670は無料で乗ることができるから。と説明してくれました。

これで途中駅での撮影も諦めなければならないばかりか、
FuncheiraからBejaへ向かう(貴重な)午前の列車にも乗ることができなくなりました。
天気が良いのに残念でなりませんが、誠意ある対処をしてくれた車掌さんを恨む気にもなれませんでした。

修正を余儀なくされた日程(2)
→10:59Funcheira15:40→(R4804)→16:38Beja

という訳で、Funcheiraというジャンクションで4時間40分の乗り換え待ち合わせとなったのです。
このジャンクションの模様は、断片的に現地から更新(翌日)しています。
「トラブル続き」と書いたのは、前記のような事態に見舞われたのでした。

いや、しかしFunchieaはホントに何にもない駅でした…。

20111005c.jpg

一人ポツンを駅に取り残されると、駅前にタクシーが一台やってきました。
運ちゃんが僕にあれこれと話しかけてきます。

運ちゃん「何処へ行くの?」
僕「Bejaです」
運ちゃん「列車は午後3時過ぎだよ」
僕「…」
陽気な運ちゃんで決して悪い人ではなさそうです。

それから、会話帳など見ながらあれこれ話をして、
僕「すごく静かですね」と話すと、
運ちゃんは「バーカ」と言ってから、携帯電話に呼び出されて去ってゆきました。
馬鹿とはなんだよ!!と思ったのですが、ポルトガル語の会話帳で調べたら、
「VACA=牛」とでていました(苦笑)。

駅の周りは放牧地で、沢山の牛が野辺に放たれているのが見え、
そよぐ風に乗ってカウベルの「カラ~ン、カラ~ン」という響きが長閑に耳に届きました。
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No title

とんだ災難でしたね。
でも、これもまた旅の面白さですよね。
ヨーロッパでは乗り鉄はあまりいないのでしょうか・・・

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